めざせ!建築家

アラフィフの大学通信教育部建築学科奮闘記

建築設計2aスクーリング

おはようございます。

建築設計2aのスクーリングの忘備録です。

スクーリングなのですがzoomもなくYouTubeもなく課題に取り込み、ステップ毎に大学HPの掲示板に提出してチェックしていただく授業でした。途中のチェックは最低2回。追いつくのが大変です。

 

テーマは「都市の水際の施設」の基本計画。

芝浦の運河と高速道路に挟まれた土地に平常時と非常時の連携の取れた、水辺環境に配慮した美しい建築空間。国際的なとしての新風景の提案。街とともに進化する、寛容で魅力ある機能、かたち、空間の提供とのこと。

成果物はプレゼン資料。配置図と断面図、模型は必須。図面は1/200。模型は敷地と周辺を含むこと。テーマやコンセプトを言葉やダイアグラムで簡潔に表すこと。

敷地は課題では示されていますが、地主の許可を得て設定しているわけではなさそうなので伏せておきます。

 

1回目:エスキスチェック。アイデア出しなので思いつけば一瞬。思いつかないと地獄。

2回目:スタディ模型。ざっくりと画用紙とセロテープで作りました。小学生の夏休みの工作レベルになってしまったので、スタディ模型は本模型ができたら即処分しました。

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3回目:プレゼンテーション。模型もしっかり作ってプレゼンボードを作成して提出です。A1判を前提にパワポで作成。おそらくは一度A1判でプリントアウトして見た方が良いですね。PC画面上だけで完結して提出できますが、サイズ感が分かりにくいです。大きいとイメージが変わりそう。

期限は実質3週間。何もないところから自力で作り上げていく感じで、最後の2週間はひたすらに部屋で模型を作り上げていく作業でした。曲線の多い建物デザインにしてしまったので模型作りが大変。これは次回への反省です。成果物は下記です。

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先生のコメントは下記でした。

・ダイアグラムがわかりやすい。空間の構成が表現できている。

・スケッチはアイディアとイメージが豊富だが、模型はイマイチ。

・スケッチ通りとするならば塔屋もガラスボックスで軽快感のある仕様が良い。

(デザインの統一)

・スケッチはガラスの金魚鉢が包んでいるイメージ?

・具体的な建築の用途、平面的なプランニングを考えながらデザインを進めること。

シンガポールのマリーナベイサンズの断面図などを参考にランドスケープ、水施設の収まるように設計すること。

・敷地の外構デザインは建物と一体になるように考えること。

・片持ちでこれはキツい。

・エレベーター、階段、トイレなどは最低限の施設しかないので、設計にあたっては必要施設を熟考すること。

 

正直、イメージを図面化してモデル化するだけの実力がなかったので、作れる形を模型にしたのです。これでもスラブに透明部を入れる作業が大変すぎて。模型だけでも四苦八苦な建物を実際に建てられるのか?と問われれば「建てられる現実的なデザイン」を考えていくのも大事だな、と思いました。更にイメージ図が良かったようですが模型はデザイン的にはイマイチとの評価をいただいて。センスを磨かないといけませんね。

 

余談ですが、この模型はしっかりと自立しています。このバランス感覚は自画自賛していて実は模型のデザインもお気に入り。未だに部屋に飾っています(笑)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。